「あなたのしくみ」公式ブログ

私たちの内側にある感情やひらめきの声をエネルギーキャラクターと称して擬人化し、「あなたのしくみ」を解説しています。

エネルギーを感じる ―HSP・エンパス(共感覚)がわかった体験談―

「私は、エネルギーを感じる能力が人より強いのかも」

 

そう感じたのは、2010年頃。
当時、私はベンチャー企業に勤めていました。

 

社員は10人ほどの小さな会社でしたが、
会社の仕事は激務で、毎日上司の怒号が飛び交うような環境。
精神を病んでしまう人も少なくありませんでした。

 

そして、私には「次に辞める人」がなんとなくわかったのです。
同期の男の子にだけこっそり教えていました。

 

なぜかそれが次々と的中。
「お前、なんでわかるんだ?なにか細工でもしているのか?」と言われるほど。

 

そんなわけ、ないでしょう!

 

私は、逆に「みんななぜわからないのか?」と思っていました。
私にとって、人のエネルギーを感知することは、当たり前のことでした。
目が見える、音が聞こえる、と同じように、エネルギーを感じるという能力がありました。


毎日その人達を見ながら、その人のエネルギーを体温計みたいに記録していました。
記録した点が線になり、そのエネルギーの点があるところまで下がると、その人は離職する可能性が高い。


そして、伝えた結果通りの人が離職し、
その同期の男の子も離職し、次は・・・私の番?!

結果通り(?!)、私はその会社を7ヶ月で退職しました。

 

「エネルギーを感じる」という能力は、
みんなができることではないと知ったときに、
じゃあなんなのだろう?と、この能力を調べることにしました。


調べていく中で、「HSP」という言葉に出会いました。


「HSP」とは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、
「非常に感受性が強く敏感な気質をもった人」という意味です。

 

 

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これかもしれない!と、さらにHSPの研究を進めてみると、

HSPの特性を持つ人の中でも、突出して「感情」などのエネルギーを感じ取れる人」「エンパス」と呼ぶとのこと。

 

HSPの特性よりも、エンパスの特性のほうが私にはしっくりきました。

 

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HSPの最大の特性は「環境や周りの人に対する繊細さ」だと思うのですが、私はあまり自分のことを繊細だと思っていません。

 

くよくよしたって仕方ないじゃん、とあまり悩んだりしないし、
どこでもよく寝られるし、着心地のよさで洋服も選ばないし、性格もどちらかと言えば大ざっぱ。
それよりも、感情などのエネルギーに関して特化しているタイプだなと思いました。


2012年になってからこの力がさらに増してきたのか、
人だけでなく、場所や物のエネルギーもわかるようになってきたり、
その人の過去世(?)のようなものがわかったり、世界が今後どのように動いていくのかが見えたりしてきました。


そして、もうどこで出会ったかすら覚えていないのですが、
ある方に「あなたはチャネリング天然系よ」と言われ、
共感覚の能力が通常の人が20とかだとすると、あなたは634あると言われました。

 

なんだそれ!スカウター壊れるやつやん!
フリーザ様かよ!


そうした「エネルギーがわかる特性」を活かし、エネルギーコンサルタントとして活動を始めたのが2013年のことでした。


数々のコンサルを行ってきましたが、自分のエネルギーを知ることは、ありのままに生きることにつながることだと感じています。
これまで自覚していなかったようなご自身の深い部分を知ることで、今まではダメだと思っていたようなことも、
ご本人のエネルギーの特性なのだと納得され、次第に本来の自己を認めることができるようになっていかれた方をたくさん拝見してきました。

 

2020年になり、HSPやエンパス、エネルギーという言葉も少しずつ一般的になってきました。
もはや「エネルギーを感じる力が強い私が、クライアントのエネルギーを分析しお伝えする」という一方的な関係も違うなと感じるようになってきたのです。


そこで、これからはその人のエネルギーをお伝えするだけでなく、もっとエネルギーを循環させるために、エネルギーをデザインしていく「エネルギーデザイナー」として活動の幅を広げることにしました。


自分を知り、周りの人達と調和した関係を結ぶことが、循環した社会を創る。

自分の感性で行動し、相互で助け合えるように。

どんな人も、身も心も軽く生きられるように。


自分のHSP・エンパス(共感覚)の力や経験が少しでも皆さんのお役に立てばと思っています。


そして、自分もHSP・エンパス(共感覚)かもと感じた方がいらっしゃれば、それは立派なあなたの個性になります。

その個性を活かして、周りの人とより一層つながる手段にしていくこともできると思いますよ。